ナメクジ [★害虫・病気]
ほとんどの作物を食べる。
特に、アブラナ科・マメ科、そしていちごなどは好むようだ。
朝、ヌメヌメと光る筋がついていたら、まずナメクジである。
退治方法
市販のナメクジ駆除剤もかなり有効だそうだ。(未体験)
夜、割り箸でつまんで駆除するのがいちばん効果的。
よく聞く方法
*ビールを小さい容器に入れておく。
*米ぬかに日本酒を混ぜたものを置いておく。
など、 いろいろあるが、効果はいまひとつ。
米ぬかに日本酒、は、ある程度牽引する力があるが、
死ぬことはないので、根本的な解決にはならない。
唯一、ナメクジを完全に防ぐ方法は、プランター全体を、水を張った容器の上に置くこと。
水の中を泳ぎ渡ることはできないので、これは効果的。ただ、仕掛けがかなり大掛かりになる。他の場所からプランターに移れないようにすることや、プランター自体が水に浸った状態にならないようにするなど、かなり面倒。
ウリハムシ [★害虫・病気]
体長1cm弱の、羽が黄色〜橙色、体は黒っぽい色の、テントウムシを細長くしたような羽虫。
普通はウリ科の葉を好んで食害する。
しかし、二十日大根の葉を食害した。(2014/10)
羽虫なので、ある程度は敏捷だが、手で捕殺することも可能。
ナノクロムシ [★害虫・病気]
カブラハバチの幼虫。全身が黒い、小さい芋虫。人間には危害なし。
小さい時(体長5mmくらいまで)は、灰色にも見える。
アブラナ科、特に大根が好きなようだ。
退治するときの注意点
ちょっと葉にさわっても、コロン、と下に落ちる(忍者みたい)。落ちても退治したいなら、割り箸を持って、土に落ちた虫を捕まえるのがよい。
できるだけ小さいうちに捕殺するのがよい。特に、苗が小さいうちは、孵化したばかりの幼生でも、けっこうな食害になる。
アワダチソウグンバイによる被害 [★害虫・病気]
花のプランターに八重咲きアスター(宿根)を植えてあるが、それが妙に元気がなく、葉も枯れて花が咲かない。何か病気なんだろう、まあ、強い草だからそのうち元気になるかも…と放置してあった。一昨日のこと、草を少し切っておこうとかがんだら、何かが動いている。よく見ると、虫である。目が慣れてくると、無数にいることが分かった。これが原因か!てっきり、病気だと思っていたが、被害を受けた葉のまだら模様で虫の存在が分かりにくかったらしい。仕方なく、木酢液とアルコールを混ぜて希釈してスプレーするが、しばらくは弱るものの死なないので、結局テデトール。
調べてみると、帰化昆虫でアワダチソウグンバイというカメムシの一種らしいことが分かった。名前にある通り、アワダチソウにつく虫らしいが、ひまわりやサツマイモも被害を受けることがあるそうだ。アスターの葉っぱはアワダチソウにそっくり。被害にあっても不思議ではない。
体長3mmほどの虫で、まだらの模様がある。そして、まるで風に吹かれて揺れている葉っぱのように体を揺らすという擬態をする。見ていると面白いが、アスターは枯れそうだから仕方ない、見つけ次第捕殺。アスター、持ち直して秋には咲いてくれるだろうか…。
この作業をしたので、それではついでに紫陽花も少しは切っておこうと庭に出ると、今度はナンキンハゼにイラガ発見!これは待ったなしだ。庭を通っていて上から落ちてこられたら、火傷したような痛みに襲われること必定。イラガを落とさないようにソーッと剪定し、見つけたイラガは踏みつけて…。いつ落としてしまうかとヒヤヒヤしながらの作業であった。紫陽花も少しは切った。まだいっぱい残っているが…。そして今日は、剪定枝の始末が待ったなし…。うわぁぁ…。
ついでに小玉すいか(↑)とつるむらさき定植。小玉すいかは2つ芽があったが、大きいほうを定位置に定植し、小さいほうは畝の隅っこにちょこんと植えておいた。つるむらさきはやはり3つとも発芽して双葉が開いていたので、空きプランターにひとつ、窓下にひとつ(ここには既に間引き苗オクラ、挿し芽ミニトマト、自生葡萄があるが…)、東通路の日当り悪し花壇にひとつ、植えておいた。どれも実験半分。窓下とプランターはまず大丈夫だと思うが、日当りが悪いところでどれだけ大きくなれるか…は興味がある。
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アブラムシ対策のまとめ [★害虫・病気]
以前、アブラムシは本当にほったらかしであった。だが、アブラムシによって伝染してしまう病気もあると知ってから少し退治するようになった。それに、この2年ほどは春先に暑いくらいの日が続いてアブラムシが大量発生してしまった。けれども今年のように春が平年並みか、平年よりも低いくらいの気温だと、アブラムシの発生もまずまず普通だし、何よりアブラムシを放っておくことで益虫が寄ってくるようになった。
チコリに大量にいたアブラムシは今はもういないし、バラの蕾にいたものも消えた。どちらもてんとう虫の幼虫とホソヒラタアブの幼虫がすべて食べ尽くした。春以降、駆除したのはオクラの双葉についていたものと、ステムブロッコリーにわんさといた灰色のアブラムシだけであった。
そしてその、ステムブロッコリーに大量発生していた灰色のアブラムシもとうとう消えた。ホソヒラタアブの幼虫が出張してくれたのである。灰色のは食べないと思っていたが、食べるらしい。というわけで、ほとんど駆除しなかったのに今現在アブラムシが大量に発生しているのは夾竹桃の葉っぱだけだと思う。(ちなみにこれは黄色いアブラムシ。)
やはり、気候が標準的であればアブラムシは駆除する必要はないようだ。害虫がいてこそ、益虫も寄ってくる。しばしの辛抱…なのだ。春先のアブラムシはまだ益虫がいない(少ない)時期なので、大量発生なら退治するしかないかな…
まとめであるが、
1。春先に大量発生した場合は、どうしても必要な場所(双葉に付いた時など)は駆除する。駆除にはスプレーによるジェット噴射(水で十分)が最も簡単で有効。濡れた手でなぞっても取れる。
2。大量発生した場合でも、雑草やコンパニオンプランツについているものは放置しておく。そうすることで、益虫も寄ってくる。
考えてみれば、アブラムシがいなければアブラムシを食べる虫も来ないのである。だからコンパニオンプランツはとても役立つのだと改めて分かった。今年はカラスノエンドウ、チコリ、ペパーミントがアブラムシだらけになり、益虫を呼んでくれたようだ。
ただ、これから夏場にかけてやってくるアブラムシはどうなのか…去年はナスの葉がかなりひどかったのであるが、今年はなるべく放置してみよう。どうなるだろうか…。
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ダンゴムシ対策(餌まき方式)失敗… [★害虫・病気]
ダンゴムシは観察する限りでは、成熟した大きいものは枯れ葉などを食べるようだが、まだ小さい未熟なものは芽などの柔らかいものを好んで食べるような感じがする。(勝手に、「ダンゴムシの離乳食」と呼んでいる。)
それはさておき、窓下はダンゴムシの宝庫で、子供にとっては嬉しい場所らしいが、植物を育てるのには面倒な場所だ。ここにナーベラーの間引き苗を植え付けておいたが、早速ダンゴムシの食害を受けてしまった。そこで、去年試してみて、わりあいうまくいった方法をとってみることにした。ダンゴムシの好物である米ぬかを、作物から10cm程度離して置いておく。
翌朝。苗にダンゴムシの食べたあとが残っているが、これは米ぬかを撒く前からあったもの。食害は止まっていた。そしてダンゴムシが米ぬかに喰いついている。(上の写真。クリックで少し拡大します。)うまくいくかと思ったが、さらに翌朝…やられていた(←)!失敗である。茎の内部まで食べられてしまっていた。
去年との違いは、
1。場所。去年は庭隅で、ダンゴムシの数が比較的少なかった。
2。作物。去年は豆や葉菜。今年はナーベラーであった。
3。植物の状態。去年は本葉が出ていたが、今年はほぼ双葉。
4。去年は作物に(残り物の)レモングラス溶液をかけてあった。
また、実験を重ねていくことにしよう。今回はまあ、間引き苗だったし、普通でも大きくなる可能性は低かっただろう、と酸っぱい葡萄を決め込むことにする。
そのすぐ近くにある仙人草の葉も病気らしい。去年もこの病気にかかってほとんど大きくならず、花も咲かなかった。今年も花は無理だろう。とりあえず病変している葉はすべて取った。取ったら、これも丸裸になった…。というか、これはホントに完璧に1枚も葉が残らなかった。今は丸裸組が多いなぁ…。みんな頑張ってください。
数日前に開きかけていたブラックティーが咲いた。これはシュートについた蕾だったので、花が小さくてかわいい。地面からすらっとまっすぐに伸びた幹(?枝?)の先についたバラというのも、珍しいかも。シュートだから、葉っぱもまだまだ薄く柔らかく、初々しい。切り花に。
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灰色カビ病 [★害虫・病気]
2007年、2009年にモッコウバラに蔓延、落ちた花殻から紫陽花、ビオラも被害。
低温・多湿で発生するという。
蔓延した後は、(薬剤不使用では)根絶は難しいようである。
2010年、モッコウバラ、風通しが良くなるように整枝。芽が出始めた頃から、HB101希釈液を(10日ごとこらいに)噴霧してみる。
ダンゴムシ幼生 [★害虫・病気]
8月29日 見つけたものを捕殺した後、近くに米ぬかの団子状のものを置く。
→少々は効果あり。
夕刻、アブラムシに噴霧したレモングラス溶液が余ったので、つるありインゲンの周辺に撒いておく。
8月30日 食害見られず。