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テントウムシ始動?(ナミテントウムシ) [☆益虫]

 暑いくらい。急に暖かくなった。今日はひょっとすると夏日かも。それはいいが、黄砂は嫌だ。。家人も「目が痛い」と。

 そろそろ膨らみ始めたオールドローズの蕾に、少しだけアブラムシ。今年はアブラムシが少ない。ほとんどいない。しかし、「出てきたな」と思ったら、ヒラタアブが来て退治してくれていた。今日は、オールドローズにテントウムシ発見!namite1.jpg2匹がわりと近くにいた。これがどういうテントウムシなのか、肉食系の益虫のほうなのか・・・調べてみた。

 写真が悪いが、黒い地に大きめの赤い紋がふたつ。どうやら「ナミテントウムシ」のようだ。アブラムシを食べてくれるそうだ。よし、益虫。そしてもうひとつは・・・namite2.jpg

 赤地に不規則な黒い紋がパラパラ・・・調べると・・え?・・・こちらも「ナミテントウムシ」らしい。このテントウムシはどうやら、紋が決まっていないようだ。テントウムシの横にあるのは卵なのだが、どうやらこのテントウムシの卵らしい!ここで交尾して、卵を産んだのだろうか。「タイムリー」な写真だったのかな?! (ぶれてるけれど・笑)

 虫については、これまでもいろいろ観察してみたけれど、結論的には、「取り除かないのがベスト」。もちろん、メイガの幼虫とヨトウムシの類いは別だけれど(あまりに食い意地が張っていて、あっというまに葉っぱが全滅する)、小さくてあまり被害が拡大しない虫(アブラムシとかハモグリバエなど)は放っておくほうがよい。2年くらい我慢すると、益虫も寄ってくるようになる。おととしはチコリの花を咲かせたところ、いっぱいアブラムシがついたが、放っておいた。すると、ホソヒラタアブがたくさん飛来するようになった。その幼虫が次々とアブラムシを食べた。そのときから、ホソヒラタアブがやってくるようになった。今年も2月頃以降、たびたび幼虫を見つけている。そのせいなのか、それともあまりに寒かったからか、今年はアブラムシがほとんどいない春を迎えた。

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シマサシガメ(いちおう、益虫?) [☆益虫]

simasasigame.jpg ステムブロッコリーでシマサシガメがお食事中であった。青虫を獲って食べている。写真を撮ろうとすると、恐怖を感じたのかゆっくりと逃げる。この虫は動きが緩慢であるが、なにせ葉の間で隠れよう隠れようとするので、古いデジタルカメラ君ではなかなか焦点が合わない(笑)。
 この虫、子供の頃見たことがない、変な虫だなぁ…とずっと思っていた。いつ頃増えたのか知らないが、私が初めて気づいたのはほんの5年ほど前である。最初は捕殺していた(草イチゴの汁を吸っているように見えたので)。だが、芋虫の類いを食べる肉食の昆虫らしい。そういう意味では、「益虫」なのだが…

 誤って触れたり、払いのけたさしがめ.jpgりすると稀に刺されることがあるらしい。その時に毒を出すために非常に強い痛みを感じるのだという。私は刺されたことはないが、草イチゴについているのを平気で素手で触っていた…。毒を持っていると知った時にはゾッとした。刺されると普通の蜂よりも痛いらしい。注意の必要な二重カッコつきの『益虫』ということか…。こちらは春先に撮った若齢幼虫である。上の写真に比べればピントが合っているので(笑)載せてみた。

 嫌われ者のアリも、孵化したばかりの小さい芋虫(メイガなど)は捕まえて食べてくれる。先日、庭先で初めてその現場を目撃した。まだうごめいている小さい芋虫をくわえては離し、またくわえて、動かなくなった頃に運んでいった。
 植物の中には、花の蜜以外に甘い汁を出してわざとアリを呼び寄せて、守ってもらうものもあるという。カラスノエンドウもそうで、葉の付け根から甘い汁を出しているのだそうだ。あっという間にアブラムシだらけになるのはそういう理由らしい…。

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ホソヒラタアブ(?たぶん…) [☆益虫]

hhabuyoutyuu.jpg hhabusanagi.jpg hhabuseityuu.jpg
(左から幼虫、蛹、成虫)
 先日、サラダ菜を数枚収穫した時に、葉にホソヒラタアブの蛹と思われるものがついていた。例のアブラムシ牧場と化しているチコリには、これの幼虫が活躍してアブラムシをせっせと食べている。そして、同じ日に成虫も発見。その前日には、成虫がチコリのあたりを飛んでいた。また卵を産んだのだろうか。どの写真も私の持っているデジタルカメラでは残念ながらうまく撮れない(古いからな〜)。雰囲気だけ…。

baraaburamusihha.jpg こちらはバラの蕾のホソヒラタアブ(かな?)の幼虫とコクロヒメテントウの幼虫のそろい踏み。(クリックで少しだけ拡大します)

 見かけはグロテスクな幼虫であるが、とても役に立つ。もっとたくさん増えてほしい。アブラムシの駆除をほとんどしなくなってから、こういういわゆる益虫が確実に増えている。今年は春先に寒くなったせいか、アブラムシが少なめで、ちょうどいい具合に虫たちのバランスが取れているようなので、このまま放置することにした。あまり手出ししたら、せっかくのバランスを崩してしまうだろう。今年に関しては、ニンゲンの手は入れないに越したことはない…ような気がする。ぐうたらのホンネは別のところにあったりするが。

 ステムブロッコリーにまたアブラムシが来ているが、こっちのアブラムシは灰色である。これは…どうやらこの庭には天敵になる虫がいないようである。アブラムシもいろいろいて、天敵になる虫が違うのだそうだ。緑色のアブラムシはだいぶ減ったが、黒っぽい小さいものと、茶色の硬そうなもの(これはアブラムシかどうかもよく分からない、ダニの一種なんだろうか…)と、灰色のアブラムシは、たくさんいる。実害はあまりないようだし、面倒なので放置してある。何か天敵が寄ってこないかな…。待ってます。

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助っ人発見!コクロヒメテントウ [☆益虫]

musi.jpg チコリのアブラムシのところに、奇妙なものを発見した。白いふわふわした虫である。何だろう?初めて見るような、見たことがあるような…。しばらく見ていると、動いている。そして、アブラムシを食べているように見える。しかもアリが来ても平気である。普通のてんとう虫やその幼虫、ハナアブの幼虫などは、アリに撃退されるのに。アリがうろうろしている横で平気でアブラムシを食べ続けている。これは…何?

 さっそく、いつも助けてもらっている「幼虫図鑑」のサイトで調べてみたところ、コクロヒメテントウというてんとう虫の幼虫であることが分かった。その説明に『カイガラムシのように見えるが,白いのは分泌した蝋物質で,アリに対して「私はカイガラムシです」と偽装しているのだそうです。』とある。すごい!アリをだましてるんだ。これは素晴らしい助っ人!ホントはバラのアブラムシを食べて欲しいのだけれど、バラの蕾にはアブラムシが少ないから、すぐにお腹をすかせてしまうだろうし、しばらくチコリのところでお腹いっぱいになってもらおう。そうして、また卵を産んで、たくさん増えてください。

 みなさま、カイガラムシと間違えて潰さないでね〜。アリにも負けない、強い味方ですよ〜。


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