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コンポスト処理 [段ボールコンポスト]

 今日の午後、庭に出た。まずは生ゴミとコンポストの処理。スコップ片手に。また掘削。

 まず、この夏の間使っていたポリバケツ風のコンポストの処理。BM菌を使って一ヶ月以上放置してあったので、なかなかいい感じになっていた。土に混ぜ込んでおいた。ちょっと臭うが、それは仕方がない。

 それから、4月から7月まで使っていたダンボールコンポストも土に混ぜた。こちらは7月以降なにもせずに2ヶ月半ほど放置してあった。土そのものはサラサラで、もう一度コンポストとして使えるんじゃないかしら、というくらいの状態であったが、小さな虫かダニが、ダンボールのあちらこちらを走り回っていたので、やはり三ヶ月くらいコンポストとして使って、三ヶ月ほど放置しておいて…というのが、いいサイクルなのだろうと思った。思ったよりも量が多くて驚いた。多すぎて、あまり土にまぜられなかった。土の上に乗っている感じだ。
 そして、ダンボールコンポストでは処理できない卵の殻などを入れてあるポリバケツも処理。コーヒー滓と卵の殻がほとんど。これも土に。

 これらが普通に肥料として効果を発揮するのはまだまだ先のことなのかもしれない。ダンボールコンポストに関しては、土と混ぜて一年ほど置いておく、という記述もあった。だが、そこまで待つのは面倒なので、一部はこの冬使おうと思っている庭隅の畝にも混ぜ込んでおいた。

 現在はまたダンボールコンポストを使っている。今回は(冷蔵庫が大きくなって空間が狭くなったこともあって)小さいダンボールを使ってまず台所で処理して、大きな生ゴミはトイレに設置したダンボールコンポストに入れることにした。トイレのほうは、春に使っていたのと同じ大きさのダンボールである。今回は(薫炭をケチったからか)少し臭いが出ているが、たいしたことはないのでそのまま。時々、コーヒー滓をさらに炒ってから入れている。薫炭の代わりになる、という話であるが、効果はいまひとつ。やはり薫炭を入れるほうがいいようだ。

 夕刻、昨日買ったゼラニウムを定植。6号くらいの駄鉢に。土はそれまで使われていた古い土に多めに腐葉土と薫炭を入れ、油粕を少し入れた。
 次に、最初に育て始めたローズゼラニウムの元気がなかったので、これも植えかえてみた。根詰まりだったのか、土がわるかったのか…。土をほぐしてみると、新しい根がまったく出ていなかった。土も固まっていた。先のゼラニウムに使った土が少し余ったのでそれを下に入れて、足りない分はもともとの土に腐葉土をほとんど半分ほど混ぜて使った。再生するかな…


ダンボールコンポストその後 [段ボールコンポスト]

 「これ、ペットにやってもええか?」
ピーナッツの茶色の薄皮がいっぱい入ったミニボールを片手にもって、家人が言うんん?ペット? その視線の先にあったのは、ダンボールコンポストであった…。確かに、1日一回でいいはずなのに面白がって何度もかき混ぜて、長い時は10分ほども座り込んで覗き込んでいる様子は、ペットに餌をやっているのに似ている…。家人曰く、「微生物というペット」なのだそうだ…。このペット、いろいろ食べてくれて便利です。

ペットの好物は油脂類や糖質のもの。これはすぐに影も形もなくなるような感じである。スパゲティなどで床に落ちてしまったものを入れておいたら、翌日にはなかったような気がする…。どこかに紛れ込んでいたかもしれないが。

★入れてみたもの★

野菜くずはもちろん問題ないが、大きめのもの・硬いものは分解が遅い。トウの茎などは、二週間近くかかった。ジャガイモの皮はわりあい早い。

果物の皮など。夏みかん・リンゴ・バナナなどはほぼ無農薬かつコーティングや防腐剤を使っていないものは大丈夫。乾燥してきた頃合いに指先で小さくちぎっておくと分解が早い。もちろん、最初から小さく切っておいてもいいのだけれど。

の骨はわりとすぐになくなる。動物性のものでも少量なら臭いもなく大丈夫。大量に入れるとどうなるか分からない。の骨は少なくとも一ヶ月くらいでは無理である。かなり時間がかかるようだ。(というか、無理かも…)

お茶の葉、コーヒー滓、麦茶の出がらし、どれも問題ないようだ。ただ、麦茶の出がらしはそのまま入れると少し水分が多すぎるようだ。最初はそのまま入れていたが、反古紙の上に出して、ある程度水分を吸い取らせてから入れるようにすると、乾燥するのが早くなった。

☆分解しないと思われるもの☆
玉葱の皮とニンニクの皮。これはダメみたいだ。分解した様子がない。平気な顔をして微生物の海を泳いでいる。ある意味ですごい抗菌力!これって、別の役に立つんじゃない…?

☆入れないほうが無難と思われるもの☆
カビがひどいもの。カビも「お仲間」なのだろうから、少しくらいなら問題ないようだが、あるときカビに覆われたサツマイモを入れたところ、温度が下がったと思われることがあった。二日ほどで元に戻ったが、カビが微生物のバランスを崩してしまうのかもしれない。

その後、はどうかというと…

アリは時々やってくる。羽虫もあれ以降2週間くらいはまれに発生していたが、今はいない。レモングラス、檜の精油などを試してみて、どちらもある程度効果があったが、香りがなくなるとすぐにまたアリが来るので、もったいないから止めた。精油は高価。今は木酢液の原液をボロ布に含ませてビニール袋にいれ、袋の口を開けたままにしてある。かなり効果があるようで、アリが編隊を組んで襲撃、ということはない。一匹か二匹いる程度である。アリは甘いものも好きだが、カルシウム・タンパク質が大好きである。動物性のものを入れた時はすぐに混ぜ込むのがポイント。そうすると匂いが分からなくなるようで、アリが寄ってこない。

 現在、ほぼ2ヶ月目に入ろうとしているが、若干、嵩が増えたかな、という程度。土はまだまだサラサラの状態。もう一ヶ月すれば「賞味期限」なのだが、どこまでいくかな。


段ボールコンポスト [段ボールコンポスト]

DC2-0402.jpg

 4月2日に「段ボールコンポスト」を始めてみた。使い古しの段ボールを工作。蓋が簡単に開けられるようにして、底は二重底になるように一枚段ボールを敷いた。床に直接置くのは駄目なんだそうで、何か足が必要だという。ふと目に入ったのは、ペットボトル。これでいいんじゃない?切って底にしいてみたら、うまくいった。ペットボトル2本で足4本を作って出来上がり。
 そこにピートモスと薫炭を3:2の割合で入れる、というのが、だいたい平均した作り方らしい。そこでピートモスを10リットル、薫炭を6リットル分くらい入れて始めてみた。ほんとうはこの1.5倍くらいの量を入れるものらしいが、薫炭の残りが少なかったのだ。買いに行く暇もなく、園芸用に至急必要な量を取り除DCの足.jpgくと、これくらいになったのである。
 だが、一週間もしないうちに、生ゴミが土にうまく混ぜられないくらいに多くなった。そこで、とりあえずピートモスだけ増量。いろいろ調べていると、別に薫炭でなくても炭であればいいらしいことが分かった。そこで、コーヒー滓と、備長炭の端切れがあったのでそれをとりあえず入れておいた。
 注意点は、生ゴミを入れたら底からよく混ぜて空気を入れること、だそうでる。

 二週間くらいで発酵が始まるとあったが、ホントに二週間経った頃から、温かさを感じるようになった。だが、一進一退というか、あまり発酵が進んでないようなので、4月16日に古くなってしまった米ぬか(普段は園芸用に少しずつ使っている)をかなり多めに混ぜ込んでみた。すると、翌日にはもうホッカホカに温かくなっていた。段ボールの内側に何ヶ所か貼ったテープには水滴がつき、底からかき混ぜていると湯気が上がるのが見える…。

 始める前、いくつか気になる点があった。
1。室内に置いてホントに大丈夫なんだろうか。微生物とか、虫とか…。でも考えてみれば、家中にカビもあれば菌もいっぱいいる。少々増えたところで、特に問題は無いんじゃない?と思い直す。虫は…わからないが。
2。置き場所。廊下は不便、やっぱり台所?台所に生ゴミの入った段ボールを置くの?普段、衛生面にとても気をつけているというわけではないにせよ、やはり気になった。しかし、やってみるなら台所が一番効率的なので、台所の流しの横に置くことにした。

DC0415の様子.jpg 置いてみると、台所の一角を大きな段ボールが占拠。邪魔。だが、便利な点も。第一に、生ゴミ入れ(三角コーナーのような)が不要。生ゴミが出そうなら、蓋を開けて直接ここに入れられる。開口部が大きいから入れやすい。例えばジャガイモの皮をむく時はふたを開けて直接ここに皮を落とせばよい。小さい生ゴミはボールに一旦受けるが、すぐコンポストにポイ。生ゴミ処理は格段に楽になった。
 それに、これまで使っていたコンポスト(生ゴミを入れて軽い発酵を促す大型のポリバケツのようなもの)では、二ヶ月もするといっぱいになってしまい、処理もけっこう大変だったのであるが、これだと最低3ヶ月は処理できるそうで、しかも「匂わない」らしい。まだ未知数だが。

 ヌカを入れて2日後、恐れていたことのうちの1つ、「虫がわく」が現実に…。ウジ虫発見。箸でつまんで捨てておいたが、まだいるだろうな…。ということで、やはり「カバー」をかぶせておくことにした。古い布団カバーを再利用した布製のカバー。ナイトキャップのようだ。

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