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オーバーナイトセンセーション開花 [*薔薇]

食害に遭って無惨な姿になっていた蕾が頑張って咲いた。待ちに待った香りが嗅げる。顔を近づけると鼻腔にすっきりとした芳香が広がった。Alfred Colombに似た香りであるが、少し甘い感じである。思ったほど強くはない、木犀やジャスミンほど強くはないが、確かに薔薇としてはよく香るほうだろう。色は白っぽくも赤っぽくもない、愛らしいピンクである。香りもさることながら、サイズもミニバラらしからぬものに成長する、と書かれていたが、もう既に30cmを超えている。うまく育つと70cmほどになるそうで、確かにそうなるとミニバラらしからぬ、ということになる。ともかく、咲いてくれて良かった。
カボチャも2ヶ所とも発芽。あとはピーマン、ナス、ナーベラーであるが、このところ夜が冷え込むので遅くなっているのかもしれない。もう少し我慢してみよう。
庭の隅に蒔いてあったべんり菜たちも、かなり大きくなって来た。肥料をほとんどすき込んでいないのでちょっとひょろひょろしていたのだが、生ゴミから出た水分を液肥代わりにかけておいたのが効いたのかもしれない。生ゴミ液肥は効く。強すぎると思えば水で薄めて使うが、今回はバケツの底にたまったものをそのまま、なるべく葉にかからないように注意しながら撒いておいた。生ゴミ液肥の不快なニオイを消そうと、以前は撒いたあと土をかけるようにしていたが、今はBM菌とやらを使っているので、ほとんど匂わない。微かにぬか漬けのような匂いがするが、撒いてものの十分もするとすぐに消える。速効とまではいかないが、固体の肥料に比べると効果が出るのは早い。イメージは悪いが、肥料としてはかなり優秀ではないだろうか。よっぽどの園芸好きの人以外には、あまり言わないようにしているが…。(やはりイメージが悪い。不快感を与えることも、ないとは言い切れぬ…)
肥料ついでに思い出したが、バットの神様川上哲治氏は農業をやっていたという話を読んだことがある。氏はバッティングだけではなく、関わったあらゆることにのめり込んでゆく性格だったらしく、うまく野菜を育てる方法を日夜考え続け、実践していたそうだ。当時のことであるから肥料と言えば人糞であった。人糞はそのままでは強すぎて作物を枯らしてしまう。それで水で薄めて使うのだそうだが、その濃度を氏は日々研究していたそうだ。何度も、濃度の異なるものを作り、うまく育つかどうかを確かめ、とうとうこれが一番いい、という濃度を見いだし、野菜をうまく作ることでも右に出るものがいないくらいだったそうだ。さて、どうやって濃度を見極めていたのか。氏は、「舐めた」そうである。舐めて濃度を調べたという。私は、生ゴミ液肥だって舐められやしない…。昔の人はすごい。いや、すごいのは川上氏か。とにかく、これを読んだとき、この人には人間として決してかなわない、と漠然と思ったことだった。
タグ:ミニバラ

ブラック・ティー、Alfred Colomb開花、その他雑草の花たち [*薔薇]

ブラック・ティー(薔薇・ハイブリッド・ティー)、ひとつ蕾がいい感じで膨らんだので、切る。Alfred Colombの二つ目の花も切り花にする。洗面所に挿す。かがみ込む度にいい匂いがする。
ローズ・ゼラニウム開花。ピンクの花弁がかわいらしい。香る葉を持つハーブは、なぜ花は香らないのだろう。ゼラニウム、ローズマリー、ラベンダー、どれも花は匂わない。
フリージアも終わった。今、庭に咲いているのは、あとはすべていわゆる雑草である。最近この近所では特に、オレンジ色の芥子の一種がとても広がっている。我が家の庭にもやってきて、咲いている。朝咲いて夕方には散る、一日しか保たない花だが、毎日いくつか咲いてくれる。門の脇のアスファルトとコンクリートの間にも種が入り込み、毎年この時期は意図せぬプランターとなって芥子が咲く。はかないひらひらとした一重の花が風に揺れる。アスファルトから伸びているのでちょっと見苦しいかとも思うが、そのままにしている。
庭で花を咲かせているのは、忘れな草を小さくしたような花。観賞用の忘れな草ほど大きな花ではなく、ほんの5ミリほどの、青い星のような花を次々と咲かせている。何という花かは知らない。勝手に忘れな草と呼んでいる。(観賞用の忘れな草は、本当は「忘れな草」ではないらしい。こっちが本物?)ハルジオンだかヒメジオンだか分からないのも咲いている。これはそう好きな花ではないが、咲いている間は、まあ、賑わいである。蜂もよく来るらしいので、イチゴの受粉を助けるにはいいのではないだろうか。
あじさいの蕾も大きくなって来た。夏が近い。
タグ:バラ

モッコウバラ灰色カビ病… [*薔薇]

モッコウバラがかなり灰色カビ病で枯れている。もう花が咲き進んでいるので、咲き終わりを待って盛大に剪定しよう。とりあえず、HB101の希釈液を噴霧。出来る限りきれいに咲いて欲しかったのだが、もうこれ以上は無理かもしれない。それでも割合早く気づいて対処できたからか、かなり咲いてくれた。一昨年はほとんど咲かすことが出来なかったのだ。そのとき調べて、症状から灰色カビ病を知ったのであった。
ついでにうどん粉病のAlfred ColombにもHB101噴霧。効くだろうか。無理なら、「砂糖水」を試してみようと思う。どこで見たのか忘れたが、うどん粉病に効果があると読んだ覚えがある。
Alfred Colombはやはり、薄紅のさす紫色のままである。名前に似合わずというか、日本的な色合いで、十二単にこんな重ねがあったような気がする。桜色と濃い紫。香りは甘くはなく、どちらかというと清涼感がある。ローズゼラニウムに似た香り。日が当たっている間によく香るようだ。
昨日帰ってくると、玄関先のミニバラが何だか元気がない。鉢を持ち上げてみると軽い。雨が降っていたのでよかろうと水やりを怠っていて、うっかり雨の当たりにくいミニバラたちを枯らすところであった。今日帰ってくると、今度はせっかくの金町小カブがしんなりとなっている。慌てて水をやる。朝には大丈夫だったのだが、今日の好天ですっかり蒸発したものだろう。
歯抜け状態の草イチゴ収穫続く。収穫というか、庭に出たらちょっと摘んで食べる、くらいだが。

Alfred Colomb開花 [*薔薇]

思ったよりも早く咲いた。花色は「イチゴのような赤」ということであったが、深い紫にほのかにピンクが感じられるような、微妙な色合いである。多分、咲き進むと色合いが変わるのだろう。香りは「強い」ということであったが、かなり香るもののそれほど「強い」感じは今のところはない。いわゆる薔薇の香りだと思う。香りの分類がよく分からないが。ちょっとうどん粉病が出ているようである。HB101君に登場願おう。
草イチゴ数個収穫、ただし、丸く完成形をしたものではなく、ぷつ、ぷつと一粒ずつ数えられるくらいにしか実がなっていない、「歯抜け」状態の実である。粒が全部そろって丸くなると、花托が退化して無くなり、丸い、赤い実だけが残るので一口でぱくりと食べられるのだが、こういう一粒ずつの実は花托に必死でしがみついているような状態で、花托も無くなるに無くなれず、しっかりとしたままである。なんだか、パラサイトの親子の話のようだが。こういうイチゴは、ぷつぷつを一粒ずつ唇でとらえて口の中に運ぶしかない。面倒だし、イチゴを食べたという満足感にはほど遠いのだが、口の中で広がる香りは本物である。普通のイチゴや木いちご類を食べた時とはまったく違う、野性味のある独特の香り。これを感じてしまうと、どんなに実つきの悪い実でも口に運びたくなる。私だけでなく、子供も、初めてこのイチゴを食べさせたとき、口にほんの2mmほどの粒を入れられて、味もしないのだろう、「何だこれ、いらない」と舌で出そうとしたのだが、粒がつぶれて香りが口の中に広がった瞬間、すうっと顔つきが変わり、「もっと、もっと」とねだってきたものであった。

ミニバラ [*薔薇]

去年暮れ頃から、花を育てることが生活の中に入って来た。塀沿いにビオラを植えたのがきっかけ。もともと花を育てるのは嫌いではなかったので、一つ育て始めるとついつい、欲しくなってしまう。ミニバラを少し、買ってしまった。現在、6種類。前からあるミニバラ一つ(これはおそらく「テディ・ベア」ではないかと思う)、ブロメリア・ギフという圃場のポールセンのミニバラシリーズ三つ、生協の出物で「オーバーナイトセンセーション」、町の花屋の店先で見つけた香りのあるピンクのミニバラ一つ(名前は分からなかった)。奇麗にたくさん咲かせるのは結構難しいが、そのあたりは適当。咲けば愛でる、咲かねばそのうち咲くだろうと水をやるだけ。時々、水に例のHB101を入れるくらい。実にいい加減だが、ミニバラたちもそのいい加減さに慣れてくれている。こちらの思い込みかもしれないが。
買って一ヶ月ほどのオーバーナイトセンセーションに蕾がついている。これは香りが強く、スペースシャトルで向井さんが香りの実験に使った薔薇だそう。その香りをかいでみたくて、つい買ってしまった。その日も近い。
べんり菜、小カブ、そして芽生えたばかりのルッコラのハート型の小さな双葉にさえ、ハモグリバエらしき虫が入り込んでくりくりぐるぐると葉の中で動き回って食べ尽くしつつある。虫の通った跡は、まるで葉の上の迷路のようだ。べんり菜と小カブはもう収穫だからいいが、ルッコラはひょっとすると、枯れてしまうかもしれぬ。まあ、ほっとこう。いちいち捕殺するのも難しい。べんり菜を収穫したとき、あまりに食害のひどい葉は捨てたが、一つ二つなら、虫だけ取り除いて食した。見逃した虫を一緒に食べたかもしれないが、別に問題なかろう。ふだん食べない昆虫を食べて栄養補給をした、ことにしておけばよい。

薔薇到着 [*薔薇]

かねてより注文の薔薇、本日(日付が変わったが)到着。何の前触れもなく届いたので、驚きかつ喜び、そしてせっせと労働することとなる。欲をかいて4本も注文したゆえなり。1本は鉢植えにすることにしたが、残りの3本用に大きな穴を三つ掘らねばならなかった。なかなかの重労働であった。晴天で初夏の陽気、汗だくとまではいかないが、暑かった。みんな元気に育ってほしい。鉢植えにした1本は既に二つ蕾がついた状態で届いた。咲くのが待ち遠しい。
さて、インゲン君、横を向いた。まだ上は向かぬが、まあ、大丈夫だろう。このまま様子を見ることとする。パセリやっと発芽確認。発芽率も悪い。そろそろ種を取るか、買うかすべきだろう。黒もちとうもろこし発芽。これもちょっと遅かったが、こんなものなんだろう。今日は収穫はなし。昼にネギを少し使ったくらい。だがネギは重宝だ。
収穫の見込みはほとんどない玉ねぎを、それでも処分しきれずにプランターに植えたままにしてあるのだが、その足元でこぼれ種から生えた青じそがそれこそうじゃうじゃと言いたくなるほどに密集し、本葉も出てきた。そろそろ間引いてやろう。青じその間引き菜はやわらかないい香りがする。
塀沿いに並べたプランターでは、ビオラが春を謳歌している。だが一つのプランターに異変。花が食べられている。食べっぷりからすると、ヨトウムシだと思われる。今夕は忙しかったので退治に出かけられなかった。明日の夕方、忘れずに懐中電灯を持って行こう。
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