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小豆島2日目の後半 [旅行]

 前回、載せなかったのですが、醤の郷めぐりの間に見せていただいた「オリーブリーゼント」だとかいう芸術作品。子供には大ウケでした。
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口のようなところにミカンがありますが、これは小豆島にも八十八ケ所巡りがあるらしく、そのお遍路さんのお接待に、ここに何かしら置くようになったのだそうです。

 醤の郷めぐりの間も、一時、雨がかなり強くなったので、これは今日は寒霞渓は無理だろう、ということで、屋内で過ごせる映画村でしばらく様子を見よう、と思い、バスで映画村に。ここは、例の二十四の瞳の撮影時に使用したものがある程度残っているとのことです。しかし、いちばん最初の映画のものは、残っていないような。。リバイバル版の映画村だったようです(私はてっきり、最初の映画のだと思ってました ^^;)。ここでもやっぱり、雨。村の中に、映画館があり、そこで高峰秀子さん主演の最初の映画が上映されていました。それを1時間ほど見ました。映画村に来て、こんなに長く映画を見ている人はいないだろうな〜(笑) その中で、あのマルキン醤油の塀が映ってて、「あ、あのお醤油の〜、あそこ!!」と言うと、子供たちもわかったみたいでした。

 実は、醤の郷案内人(実はホテル相談役)さん、この映画に出てるのだそうです!!子供の頃、舞台となった分校の本校に通っていて、何人かエキストラで選ばれたそうで、その中に入っていたのだとか!!「だから、映画村に行くと、あ、これ僕や、ていう写真があるんですよ〜。(下の子に)おっちゃん、映画にも出てる有名人なんやで(笑)」と。そしてついでに話してくれたことには、俳優の石倉三郎さんと同級生なのだそうです。あの俳優さんが小豆島の出身とは知りませんでした。今は、小豆島の観光大使をなさっているそうで、帰郷の際には、このホテルに泊まることもあるそうです ^^

 映画をゆっくり見たおかげで、雨も上がり、映画村を一回りして昼食をとってから土庄に向かおうか、ということで、まずは映画のセットであった小学校へ。すると、投光器の下に懐かしいものが・・!!な〜んと、ゴミ箱!!
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これ、懐かしかった〜!!中学校でもこのゴミ箱で、3階から焼却炉まで持っていかなくてはならなかった時など、重くて重くて。。二人掛かりで運んだものでした〜。あと、足踏みオルガンもあって。。小学校では、各教室にこれがあったな〜。

 超超、余談なれど。。2年生の時、男の教頭先生が担任になって、私たちみんなビックリしたんです。その先生はとっても怖い先生!!で、5年生か6年生の担任になる、と思っていたから。思った通り、普段はかなり厳しい先生で、みんなよく言うことを聞いていました。ところがある日、そろそろ帰ろうかな、と、教室にカバンを取りに戻ったら、先生がオルガンの練習をしていて。「先生、何しゆうが〜?」「先生なぁ、今まで5年とか6年やったから、音楽の授業だけは別の先生にお願いしてやってもらいよったがよ。けんど、2年やったら、先生が音楽もやらないかんき、いま練習しゆうが。」そこで、ピアノを習ってる女の子(の中に、私も混じってました)が数人で先生に教えたりして。。それから、折にふれて、先生と生徒が逆転した放課後がありました。あの柔らかい音と一緒に、あの怖かった男先生が、思いもかけず従順な(笑)生徒だと知ってびっくりしながら楽しく過ごした放課後、懐かしく思い出しました。私が10歳、先生は、もうそろそろ定年で、親によれば、「校長になりたかったら、低学年も教えにゃいかんのやろう」とか(笑)。でも、確かその翌年には、ウチの小学校の校長先生になりましたね。今、ご存命なら、もう90歳くらいでしょうか。。

 さて、映画村で昼食、と思って、食べられるお店に入った瞬間、みんなそう思ったのでしょう、一気にドォッとお客さんが入ってきて。。バスまでの時間を考えると、ちょっと無理そうに。。仕方ない、ちょっとご飯は我慢しよう、と、バスの時間を優先。そのバス停には、面白い待合がありました。
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 これ、醤油の醸造用の樽を再利用したものですね。径2m、ですので、大人でもゆうに横に寝っ転がれます。子供達はここに寝っ転がってました。そして、バスを乗り継いで土庄へ。そこで昼食、と思ったのですが、目指したうどん屋さん、臨時休業!!近隣を探すも、どの店も2時まで、とかで、開いてるお店がない!!なんと、ラーメン屋さんに至るまで、2時には閉まる!!しかし、そのラーメン屋さんで、「どこかに開いてる店、ないですか?」と聞くと、「ここらではマルナカさんのあたりの店しか開いてない」とのこと。「おなかすいた〜」と言う子供をなだめつつ歩くが、「マルナカ」が見つからない。私も、「もう、諦めようよ。。」と言ったその数分後、マルナカ発見! 近くにあった中華料理屋さんに飛び込む!!「いいですか??」「はい、いいですよ〜」瞬間、全員に「よかった〜〜」の安堵が。。
 店内に入って、注文。料理を待っている間に、家人が、「あ、灯が消えた」と。入り口の提灯の明かりが消されたのでした。「ひぇ〜、間一髪やったね〜」と。小豆島では、昼食時間を守りましょう(笑) ちなみにここのラーメン、掛け値なしに美味しかった。お腹が空いてなくても、美味しかったと思います。店員さん(おそらく、店主でしょう、この人しか見かけなかったもの)は、喋り方からしても明らかに中国系(メニューからすると、台湾・広東あたりかな?)の方でした。中国系で小豆島。。時間があれば、どういう経緯か、聞いてみたかったかも。。

 その後、ちょっとマルナカでお買い物して、土庄の町歩き。土庄の街は、一部が古い作りのままになっていて、迷路のように入り組んでいる。これは、外敵の侵入を許さないために考え出された街並みなのだそう。いま、「迷路のまち」としていろいろイベントやってるようです。その一角にある「タバコ屋」さんで、実は昼食前に呼び止められていた。そのタバコ屋さん、もう廃業してて、中は「迷路」に作り変えられている、とのこと。特に上の子が興味があるみたいだったので、昼食後、そこへ。すると、これが、なかなか面白かった。大人300円で子供は無料(でも、子供だけの入場は不可)。姉妹の迷路がもう一箇所あって、そこもこの300円で入れる、とのことで、そちらにも行く。ただしどちらも、撮影不可でしたので、写真はなし。面白かったですよ〜。

 その後、ギネスブックにも認められている世界で一番狭い海峡に。
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この写真の下の方に、
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ね?ギネスブック認定 ^^ で、実際、川ですよ、これは。淀川より狭いよ?
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 さて、ここで次のホテルに行くのにバスにしようか、タクシー呼ぼうか、と迷っていると、「また会いましたね〜」という声が。な、な、なんと、醤の郷の案内人さん(某ホテル相談役さん)!!「いや〜、この子(下の子のこと)が見えましてね、私も土庄港にお客さんを迎えに来てて〜」と。送迎バスの運転をなさっていたのです。再会に驚きつつ、いろいろ話をしていると、今夜の宿の話に。私は内心、ちょっと気まずかったので、あまり多くを言うまい、と思っていたら、さすがはホテルマン、察したのか、「ホテルはどこですか」と直裁に ^^; 「◯◯ホテルです」「もうタクシーは呼んだんですか?」「いえ、まだですけど。。」「◯◯ホテルなら、土庄港に1時間おきくらいに迎えのバスが来てると思いますよ」「いえ、でも、バスの予約もしていないので。。」「たぶん、大丈夫ですよ、もしよかったら、土庄港までウチのバスでお連れしますよ」「!!!えっ!!いいんですか??」で、結局、土庄港まで乗せてもらったのでした。。そして土庄港には、その夜泊まるホテルの送迎バスが確かに来ていて、「実はこうこうで・・」と、説明までしてくださいました。私たちは、そのバスに乗って、悠々、ホテルに到着できたのでした。。なんというか。。なんとも言えない。。小豆島って、あったかいわ〜〜

 着いたホテル、客室にビックリ!!なんと、セミダブルくらいありそうなベッドが4つも。。洋室とはわかっていたけれど、子供二人だったので、てっきりセミダブル2つくらいかな〜と。。だから、すごく広いお部屋でした。こんなに広いお部屋は初めてかも。。でも、上の子、翌朝に言うことには、「3回も落ちた。。ベッドは苦手や。。よう寝れんかった。。」だって〜(笑) 「たんこぶできた。痛いわ」((爆)) 私は逆。久々に、本当にゆっくり寝られました。
 次で小豆島終わりです。ちなみに、明日は中学校入学式です ^^


 

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旅爺さん

おはよう御座います。
オリーブや24の瞳で有名な小豆島を満喫されてきましたね。
爺は行きそびれてますが色々観る所は有りそうなので楽しみにしているんです。
by 旅爺さん (2016-04-07 05:13) 

かずのこ

醤油樽の待合は面白いですね。
子供の頃、近くの醤油の廃工場に忍び込んで、
樽の中で遊んでたのを思い出しました^^;
by かずのこ (2016-04-07 08:50) 

yakko

お早うございます。
小豆島 ! 行きました。懐かしく思い出しました。
by yakko (2016-04-07 09:37) 

まめ

小豆島、面白そう!
ちいさい島やからなぁ・・・なんて旅行先の選択肢に一切いれてなかったです(汗)
本日入学式ですね。新しい環境に早くなれれるといいですね。
あ、我が3歳児もか・・・・
# 丸っこいの泊まるところです。
# 子供には受けると思いますよ~
by まめ (2016-04-07 12:21) 

夏炉冬扇

担任の先生のお話、ホンワカでした。★★★
by 夏炉冬扇 (2016-04-07 18:58) 

おじゃまま

旅爺さん、
もし高松に行くことがあったら、ちょっと寄り道〜しても行けると思います ^^
高松から1時間、姫路からは1時間半くらいでした。

かずのこさん、
「近く」に醤油工場があった、、、のほうがビックリですよ〜 (笑)

yakkoさん、
私は修学旅行で訪れていたはずなのに、まったく覚えてませんでした ^^;
でも、初めて見るオリーブ(その頃は小豆島にしかなかったのかも。。)は、
印象に残りました。

まめさん、
車があれば淡路島のほうが便利ですね。
でも、今回行ってみて初めて知ったのですが(いっつもそんな感じ ^^;)、
神戸港から3時間、姫路から1時間40分くらいです。以外と近い。
ま、そこからのバスの便を考えると。。ちょっと日帰りは無理かな ^^;

夏炉冬扇さん、
隅々までお読みくださったようで、ありがとうございます ^^

by おじゃまま (2016-04-08 21:16) 

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