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小豆島最終日 [旅行]

 さて小豆島最終日。よく晴れました。残念なことに、「夕日」が有名なお宿だったので、朝日は外に出ないとダメでしたが、夜は星空がきれいでしたし、朝、起きてミニゴルフ場まで降りてゆくと(このホテル、リゾートホテルでしたので、ミニゴルフ場、テニスコート、ドッグランまでありました・ワンちゃん同伴可)、朝日が山の向こうに登っているのだろうな、という薄明の中、春霞なのか海の霞か分からないぼんやりと霞んだ海と瀬戸内の島が、ゆっくりとその輪郭を現してくる、という、かなり幻想的な風景が見られました。しかもその間、いったい何羽いるのか分からないくらい、ひっきりなしにウグイスが鳴く。。前日の朝もそうでしたが、小豆島はウグイスが多いんですかね〜。。
 朝食後、すぐに土庄の街に出て、またまた迷路の家へ。。上の子がそうとう気に入ってて、「もう一回、行きたい!!」と。。そういえばこの子は、幼稚園のときも、バザーで父兄が作ったダンボールの迷路 (普通に見たら、外から丸見えの、そ〜んなに面白くもなさそうな迷路・・実際、他の子供達は1回入ったら満足してもう行かなかった)に、10回も入ったという、迷路好き。。まだ、その「しっぽ」が残ってたのね〜 ^^ またまた私が同伴、すると、受付の私と同年輩の女性が、覚えていて下さって、「2回目は200円なの〜」と、割引してくれました。覚えているのも当たり前、実は前日、迷路に興奮した上の子、預けた荷物を受け取るのを忘れてたんです!!慌てて荷物を持ってきてくれた、その女性だったのです〜 (汗) すご〜くお世話になりました A^^;) その後も、土庄の街を行ったり来たりしたので、この方には、計6回ほどもお会いしました。「もう、この街ぜんぶ分かったのと違いますか〜??」って(笑)。いい旅の思い出になりました。失敗って、そのときは大変なんだけど、後で思い出すのってこういうハプニングなんですよね。。そういう意味では、上の子はいい「働き」してくれます(..いつも..)。実は実は、その後も、この子の荷物は一度、行方不明になったのでした。。見つかりましたけどもね ^^;
 次に、晴れた日に見たいなと、前日はパスした「エンジェルロード」へ。満潮時には海になり、干潮時に島に渡れる「道」が出来る、という、まるでプチプチ・モン・サン・ミシェル。
angelroad.jpg
でも本家(?)のモン・サン・ミシェルは今は橋で繋がれてて、「自然の驚異」はなくなっちゃってるんですよね。。もったいないことです。(まあ、観光資源だと考えれば、誰でもいつでも行けるのが便利でいいんでしょうけれどもね。)

 行ってみたら、ほんの100mくらいのものでした ^^; 写真写りはすご〜く、いいです ^^ 誰が撮っても、様になるでしょう。でも、正直、「え?これだけ?」って思いました。「いや、おかしい、パンフレットによれば、もうひとつ向こうの島まで行けるはず!!」と、近くのホテルに確かめに行ったら、完全に干潮になるころには、行けるけど、その他では、真ん中の島の周りをそのまま回るのは無理がある、とのこと。。で、諦めました。ちなみに、一番向こうの大きめの島は、所有者が違うので上陸できないのだそうです。な〜るほど・・島にもやっぱり、所有者がいるのですね。
 ちょっと離れたところに突堤があって、男の子3人が釣りをしていました。「何が釣れるの?」と聞くと、「メバル」だって〜・・・すごいじゃん。。晩ご飯になるね。

 この近辺で早めの昼食をとった後、スケジュール的にはかなりギリギリながら、寒霞渓へ行くことに。

 またまたバスを乗り継いで、寒霞渓ロープウェイに乗る。
IMG_3801.jpg
最初のロープウェイの便に乗ろうとしたら、けっこう満杯だったので、子供達が景色を見られないだろうと思って、一本遅らせました(ロープウェイは12分間隔ですので、一本遅れても大丈夫です)。それでも、やっぱりすぐにたくさん人があつまりました。子供達は、ロープウェイの整備をしているお兄さんといろいろ話して、楽しそうでしたが。。さていざ出発すると、しだいに声もなくなり、
IMG_3799.jpg
周りで「うわ〜、ここで落ちたら死ぬな」とか、「どうやっても助からんな〜」とか、雑音(笑)が聞こえてくると、景色も堪能できなかったみたいで。。上に着いた直後、下の子は、「気分が悪い。。」と。。バスでもちょっと酔ったみたいだったのですが、ロープウェイがダメ押ししたようです ^^; シャーベットみたいなアイスキャンディー食べて、なんとか気分も回復。。と思ったら、お土産みている間に、この子、行方不明になり、山頂で大声出して探すはめに。。ちょっと泡を食いました。
 山頂では、「かわら投げ」というのがあって、5枚で200円か300円だったと思いますが、素焼きの円盤のようなものを投げて、せり出した岩の上にある輪っかに通すと、願いがかなう、というのがありました。特に外国からの観光客のみなさんには大好評のようで、そこここでおそらく広東語と思われる柔らかい中国語が飛び交って、失敗するとやっぱり「あ〜あ」と言ってました(笑) ウチの子達も含め、誰も輪っかに通すことはできなかったですね〜
 寒霞渓の(女性用)トイレ、すご〜く素敵でしたよ ^^ 男性は誰も行かなかったので不明。
IMG_3785.jpg
 寒霞渓の見晴台では、前日泊まったホテルが見えました。ブレてますが。
hotel.jpg

 下の子の気分も治り、お土産も買って、あんまりない帰りの路線パスに間に合うように、少し早めに帰りのロープウェイに乗る。草壁港から、高松に渡り、そこからJRで帰阪しました。もうひとつ、ちょっとパスを乗り継いで姫路に出る方法もあったのですが、乗り継ぎ時間があまりなかったので、万が一乗り損ねたら。。と、安全策を取りまして。。結局、どちらが良かったのかは不明です。

 ただ、下の子が特に、でしたが、私もこのスケジュールはちょっときつかった。。下の子はこのあとJRで爆睡、岡山駅で新幹線に乗り継ぐのに難儀しました(笑)。私は翌日、ダウン。(やっぱり、若い子のほうが、疲れはすぐに出やすくて、後を引かないんでしょうね・笑)

 車がない場合、小豆島はちょっとノンビリペースで旅行するほうがよさそうです。バスはかなりの頻度で運行されているものの、やっぱり本数が少ないし、食事する場所も限られています。昼もかなり食事場所が限定されますけれど、夜はもっと限定されそう。。土庄の街中に宿を取れば別だと思いますが。。

 今回の旅でビックリしたこと。外国人が多い!!小豆島は中国系の団体旅行が多い中、英語を喋っている中年の男性二人旅もいました。でもいちばんビックリしたのは、高知への往復の途中の、大歩危駅。そんなに便もよくないこの駅に、特にヨーロッパ系と思われるバックパッカーがいっぱい降りていく。。これは初めてのことでした。今、大歩危が熱いようです ^^ 日本がブームになってて、特に京都や東京でなく、日本の地方が外国人旅行者にウケている、とは、テレビでもやってましたが、まさか大歩危とは。。でも確かに、ある程度治安も良くて、食事もそんなに苦労せずにできて、しかも秘境っぽいんだから、私も外国人で日本に行くとなったら、行くかもな〜〜。次の春、高知にいくなら、大歩危途中下車、を考えよう(笑)

 以上、今年の我が家の春旅行でした。

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夏炉冬扇

ロープウェイはお尻がむずむずします。
by 夏炉冬扇 (2016-04-09 19:37) 

とりのさとZ

48×70= これ、一行の文字数×行数でして、そのトータル文字数は原稿用紙8枚半分になる大作なんですね。がんばりました。それだけの感動があったのでしょう。よかったね。
(こんなコメント、初めてでしょう)(コメントする方も初めてだわ)
by とりのさとZ (2016-04-09 20:57) 

おじゃまま

夏炉冬扇さん、
私もあんまり好きではないのですが、寒霞渓はこのロープウェイに乗らないと、
一番の見所が見られない。。みたいです。

とりのさとZさん、
数えたんですか!!(@o@;)
どうも、長々とした文章になっちゃってたんですね〜 ^^;
私も、こういうコメントは初めていただきました(笑)

by おじゃまま (2016-04-10 15:00) 

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