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バラの蕾、食害 [★害虫・病気]

朝、庭を回っていると、オーバーナイトセンセーションの蕾がまた無くなっている。小さい蕾ひとつは消えてしまい、大きくてまもなく咲きそうな蕾は三分の一ほどがなくなり、緑の萼の中にぎっしりと詰まったピンクの花びらの渦が見えている。輪切りにされたような無惨な姿。やはりヨトウムシか、と鉢を持ち上げると、横に生えている雑草に橙色と茶色が混じったような色の大きないも虫がいた。こいつか。雑草ごとちぎり取って足で踏みつけた。蛾の幼虫であろう。今か今かと咲くのを楽しみにしていた薔薇の、食害を受けたその姿があまりに痛々しい。まだ咲くかもしれないので、傷ついたまま育てることにする。
先日植えたバラ苗の新芽にアブラムシが点々とついていて、蟻がその周りでアブラムシの出す汁を吸っている。他なら放っておくのだが、まだまだ弱々しい苗なので、指先でアブラムシをつぶしておく。植えた位置のすぐ横に、不運にも蟻の行列が出来てしまった。ちょっと寄り道した蟻がアブラムシを運んで来ているのだろう。同じように植えた他のバラには来ていないのだから。
せっかく採種用に残したべんり菜の花を食べる不届き者がいる。黒い糞が点々と葉を汚しているので気づいた。糸を出して巣も作ってしまっている。メイガなる蛾の一族があり、そのうちの一種ではなかろうかと思われる。以前バジルを育てた時に同じような虫が巣を作っていた。ネットの昆虫図鑑によると、ベニフキノメイガの幼虫とのこと。それに似ている。同じかもしれないが、多分別種だろう、食性が違うようだ。ともかく、バジルを育てた時の体験からすると、放っておくと全部食べ尽くしてしまうし、ある程度食べると茎を折ってしまう。食いちぎるのだろう。そうやって折り取った葉や茎で大きな「おうち」を作るのだ。なので、菜の花をひっくり返し指で探りして捕殺した。ここには青虫もいるが、こちらはのってり寝そべって、気が向いたらちょっとお食事をするくらいで、動きもゆっくりしている。(私からすれば、かわいい。)だが、このメイガの幼虫は食害の程度もひどいし、すばしこい。あっと思う間もなく指をすり抜けてしまう。捕殺するにも集中力がいる。やっかいなことに、次から次へと孵化するようだ。一度捕殺していなくなっていても、次に見た時には、より小さい幼虫がいたりするのだ。種が取れるまでまだまだ日数がいる。しばらくは、様子を見ておかねばなるまい。
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