大根の葉入りハンバーグ

　貧相な根っこに比して、何とものびのび育ったトウでございますね。50cmのものさしを置いてみました。トウ立ち大根を連続して収穫していた時に、少しでも子どもにも食べてもらおう、といろいろ考えて、ハンバーグに入れてみることにした。玉葱をいつもより少なめにして、トウの茎のところと葉を加えるとどうなるだろう、食べられるだろうか…と。作り方としては普通のハンバーグと同じで、玉葱の分量の一部が大根葉に置き換わるだけである。

　豚ひき肉　470gくらい
　玉葱　大　半個（←いつもは大一個使っている。）
　大根の葉　五枚
　大根のトウの茎の部分　一本分
　パン粉　適宜（今回は少し多めにしました）
　塩、胡椒、炒めるための植物油

玉葱と、皮をむいた大根のトウの茎をみじん切りにしてまとめておく。
大根の葉もみじん切りにして、玉葱とは別にしておく。
フライパンに少量の油を入れて温め、みじん切りにした野菜類を炒める。玉葱とトウ立ちの茎を先に炒め、少し塩を加えておく。透き通ってきたら大根葉も入れて火を通す。

　ここからは普通のハンバーグとホントに同じ。ボールにパン粉と塩、胡椒を入れ、粗熱を取った野菜を加えて、豚ひき肉を入れ、よくこね、油をひいたフライパンに成形したハンバーグを乗せて、火にかける。最初は中火の強火くらいで、最終的には中火の弱火くらいで、好みの焼き色がつくまで。
ひっくり返して裏面からも焼いて、できあがり。

　味はほとんど普通のハンバーグと変わらない。違和感もないが、大根の葉の美味しさも感じられない。
家人「味がしないんやったら、意味ないな」
私「それでも、子どもが野菜を食べられるからいいんじゃない？」
家人「ああ、そうか…。でも、あんまり噛んでないのに、栄養になるんか？」
確かに…。まあ、栄養にならなくても玉葱以外の野菜が少しでも一緒に食べられれば違うと思うことにしよう。
　ハンバーグは子どもが大好きで、大人よりも大きいものをぺろりと食べる…。だから、ひき肉の量が多いんです…。このひき肉は脂身があまりないので、焼いても大きさはほとんど変わらず食べがいがあるんですけれど…それでもぺろり。

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