まだおるんか…！（怒怒）：食べるガーデニング日記：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

　本日晴天なり。気持ちのいい一日であった。陽射しの中で動いていると、汗ばむくらい暖かかったが、湿度が低いためか、日陰では寒いくらい。上着を脱いだり着たりしていた。

　昼食に万能小ネギと白菜の間引き菜、それからもうそろそろおしまいの雪白体菜を少し収穫。うどんの薬味および具に。雪白体菜はそろそろ播種できる限界の時期だと思う。もう一度くらい、蒔きたい。その体菜に、まだ芯喰い虫がいた。これくらい寒くなればもう出ないだろうと思っていたのに、しぶといことだ。
　

またまたチビ苺収穫。ほとんどワイルドストロベリーくらいの大きさしかない。それでも、実ると嬉しい。特に苺は野菜などに比べると収穫の喜びが大きい。果物はたいてい、そうかもしれない。苺は果物の中では楽に育てられてしかも植え付けから収穫までが短い。果樹を地植えにしてゆっくり育てるのは無理、というミニ菜園では、ありがたい存在である。
　椎茸は、出ません。叩けばよいというので石で叩いてみたが、何も起こりません…。雨待ちかな。

　今日は一日忙しく、ゆっくりと庭を眺める時間がなかった。狭い庭であるし、片付けもあまり出来ていないが、見回るのは楽しい。ほんの10分ほどでも、様子を見ようかしらと庭に出ると、何かしら気になることが見つかり、水やりだの間引きだの虫取りだのと、結局小半時庭にいることになったりする。これからの予定を頭の中で巡らしていると、その想念すらもどこかに飛んでいき、庭に佇んだまま時の経つのを忘れている、ということもある。そういう時にハッと我に帰って、さっきまでの自分の姿を想像してみるとけっこう滑稽というか、「アブナイ」だろうな、と思う。おそらく視線は一点を凝視したまま、焦点の定まらない眼をして、じっと立っているのだろうから。だが本人の中では、それはおそらく心が最大限にリラックスしている時だと思う。他の用事や心配事から解き放たれ、中空に漂っているような時間。私にとっては、そういう時間は土と一緒でないとなかなか訪れてくれない。不思議なのであるが、周りに緑と土があるところにいると、こういう忘我に近い状態になりうる。家の中や雑踏の中では、無理である。育った環境、だろうか。
　