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寒い… [◇雑記帳]

 大阪では木枯らし1号が吹いたそうである。昼過ぎから急激に、異様に寒くなって来た。夕刻あわててガスファンヒーターを引っ張り出した。二日ほど寒さが続き、その後は暖かくなるようだ。冬将軍も気まぐれなこと。

 夕刻、あまりの寒さに炒めもの等はやめてシチューに変更。頂き物のジャガイモと、これも頂き物の法蓮草を使い、鶏肉のクリームシチューにした。法蓮草はシュウ酸を多く含んでいて体に悪いと聞き、しばらく食べないようにしていたが、カルシウムと一緒に摂ると緩和されることを知り、チーズやミルクと一緒に食べるようにしている。ヨーロッパではチーズと一緒にオーブンで焼いたものや、カッテージチーズやヨーグルトでサラダ仕立てにしたものが多い。日本でもおひたしにしらすを振りかけて食べたりする。どちらもカルシウムを含んでいるから、法蓮草の食べ方としては二重丸。昔の人びとの知恵だったのだろうか。あまりたくさん食べるわけでもないので、そう気にせずともよいのであろうが、何より、ミルクやチーズと一緒にすると美味しいというのが、こういうレシピで作る一番の理由である。相性がとてもいい。独特の苦みが緩和される。

 最近になって分かって来た食べ合わせの良い例を見ていると、人が「美味しい」と感じる組み合わせになっている気がする。人間にも動物的な味覚が残っている証拠ではないかと思う。そういう意味で、合成の味覚系の添加物は使いたくない。「(アミノ酸)」などという表記があるものは極力避けることにしている。ヒトが本来持っている、自分の体を守るための味覚を失いかねないと思うからだ。特に子供は。

 おやつに小さい小さい苺をまたひとつ収穫。(写真を撮る前に食べられてしまいました…)小さい小さい苺を二つに切れば、香りを楽しむくらいにしかならないだろうが、子供は「おいしい〜」と。香りがごちそうなのかもしれない。
 トマトは結局、穫らなかった。あまりに青すぎるので、穫っても追熟は難しかろうと判断した。申し訳程度であるが、頭からゴミ袋をかぶせておいた。風が強いので吹き飛ばされるかもしれないが、冬将軍に少しだけ反抗してみる。二日我慢してくれれば、その後はまた暖かいそうだから、もしかすると収穫できるかもしれないではないか。

 ブログを書いていて急に、バジルが心配になった。急いで検索してみると、バジルの耐寒温度は8℃だそうだ。明日のこの地域の最低気温予想は6℃。まずい。まだまだたくさん葉があるので、助けなくては。軒下に避難させようかと思ったが、ここでは霜はともかく、寒さは防げまいと考え直し、玄関の三和土に置いておくことにした。これから二日ほど、夜間は玄関からバジルの香りがすることになる。バジル.jpg

 バジルといえば、厳寒期のドイツのスーパーでバジルの鉢植えを売っていた。小さな鉢に10本ほどの小さなバジルが群生しているようなものである。育てるというよりも、室内に置いて、欲しい時に生のバジルを使うのに売っているという。試しに購入してみると、なんともヒョロヒョロの、薄緑色の柔らかい葉であったが、香りは良かった。日本だと生の葉をパック詰めにして売っているが、ドイツ方式のほうが持ちはいい。もちろん、そこからさらに大きく育てるのは無理であるが、葉を採っても新しい葉が二、三回は出てくる。一ヶ月ほど楽しめたと記憶している。
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mimimomo

こんにちは^^
確かに味覚と言うか、本来持ち合わせている自然の力を大事にしたいですよね~
by mimimomo (2009-11-03 16:39) 

おじゃまま

mimimomoさん、こんにちは。
ほんとうですね。人間も「自然」の一部に間違いはないですものね。
by おじゃまま (2009-11-03 17:15) 

ポチタマ

こんばんは^^
我が家のバジル 家に入れていません。
プランターに入れてあるので 鉢に移さないと…
どうしよう~!こちら最低気温3度と言っていました。
by ポチタマ (2009-11-03 23:36) 

おじゃまま

ポチタマさん、こんにちは。バジルは大丈夫だったでしょうか。
わが家の周囲は結局、7℃くらいだったようです。
入れなくても、大丈夫だったかもしれません。
by おじゃまま (2009-11-04 10:17) 

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