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今年の苺の収穫記録 [◇雑記帳]

 女峰、さちのか、章姫あわせて40個ほどであった。去年は実はたくさん出来たものの、雨が多かったせいか腐ったものが多くてあまり食べられなかった。それでも栽培している株数(約15株)からすると、ちょっと情けない数字である。そのかわり、草イチゴはたくさん穫れたし、ワイルドストロベリーも元気である。来年はもっと穫りたい。でも、無理はしない。穫れればそれをありがたく戴く。収穫がなければそういうものだったのだと諦めて、水やりに専念する。(そうやっているうちに、一、二個成ると、これが嬉しい反面、ちょっと腹立たしくなるから不思議だ。)
 苺栽培のきっかけは、とあるスーパーマーケット内にある園芸店の店先で衝動買いしたこと。かわいい苺のハンギングが目に留まって買ってしまった。私が何かの植物に出会うのはたいがいそんな感じで、非常に気まぐれである。それが長く続くおつきあいになることもあれば、その1回きりでさようなら、となることもある。このとき買った苺は味はさほど秀でたものとはいえないながら実つきよく、三年ほど頑張ってくれたが、ランナーの苗も含めて一つのプランターにまとめて植えていたため、出産後の多忙で全滅してしまった。単なる水切れであった。かわいそうなことをした。当時はまだ、苺の品種にまで興味がなかったので、いったい何という品種であったのかまったく分からない。ネットで調べてみて、実の形状や果枝のつきかたが似通っていた章姫を購入してみたが、違った。もっと甘みも酸味も程々で、言い方は悪いが「雑」で、何より肉質が硬かった。芯のあたりはまるでスイカの白いところのような、水っぽい味。よくいえば野趣あふれるといおうか。収穫期は長かった。販売していた店で聞こうにも、遥か昔のこととなっていたのでもう覚えているとも思えなかった。あの苺、強健だった(水切れには弱かったが。同じように水切れした女峰は生き延びた)ことだけでも私にとってはありがたい性質であった。もし分かればまたぜひとも会いたいものである。
タグ:イチゴ
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