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ビオラのアブラムシ [★害虫・病気]

 木酢液の濃度が高い希釈液をかけておいたら、アブラムシはだいぶん少なくなってきた。地際なのでよく見えないのであるが、割り箸などを使って土を取り除いてみても、そんなにたくさんはいない。だが、蟻たちは一生懸命、土の粒を運んできて積み上げている。アブラムシを連れてきてから土を積み上げるものだと思っていたが、土を積み上げるほうが先なのかもしれない。その小さな土の山を私が崩す、するとまたすぐに、蟻たちは積み上げ始める。落ち込むとか、慌てふためくとか、そういうことは一切なしに、崩されたことに気づいているのかいないのかも分からないくらいに平然と。「根性」とか「がんばり」とか、ほとんど死語になりつつある言葉が浮かんでくる。これを題材に、ひとつ気の利いた説教でも作れるだろう。だが見ていると、そういう言葉とはほど遠い姿である。ただひたすらに、積み上げ続ける。シジュフォスのように。
 そんなこと言ってたら、アブラムシは消えてはくれないし、仕事もはかどらない。思いつきで、横に生えているドクダミの葉をマルチングがわりに根元に敷いてみた。比較用に、ひとつのプランターだけ何もせずに置いてあり、これは木酢液のみ、ということになる。さてさて結果やいかに。
タグ:アブラムシ
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kasan

アリは手強いですね。
私も夏になると諦めて、家の周りに薬を置いたり、撒いたり。
植物がなければ、熱湯をかければいいのですが・・・。
義母がそれで、何本も木を駄目にしていましたよ。(笑)
by kasan (2009-05-28 06:12) 

おじゃまま

蟻は子どもの頃から眺めるのが好きだったのですが…。アブラムシの保護者というか、守護者というか、そういうところは困ったものです。見ているだけなら、本当に面白いんですけどねぇ。敵に回すと大変。
by おじゃまま (2009-05-28 07:27) 

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