椎茸を食す：食べるガーデニング日記：SSブログ

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椎茸を食す　[☆栽培日記] [編集]

　昨日夕刻、上の子供に椎茸採りをさせてやった。といっても、たった２個であるが。見た瞬間、「うほーっっ」と目を丸くする。「うわー、秋の味覚だね、松茸だー」と。いや、松茸ではないが…。だが、これからもう生えて来なければ、経費からして値段は松茸級か…。「椎茸」だと教えてやる。「え？！これが？」…なぜそれほど驚くのか、わけを聞いてみると、「椎茸って、こんな色じゃないじゃん」ということらしい。椎茸にもいろいろあるのだよ。水分が少ないよーと言っているような、乾いた印象の椎茸。早速、白菜と鶏肉を使った中華風炒め煮の中に入れる。すると…、普段は椎茸を嫌って食べない子供が完食。かなりたくさん入れたのに…！自分で収穫すると食べるんだ…。本当にビックリした。これからは全部採らせよう。チビちゃんは野菜が苦手だが、これもひょっとして自分で採らせたら食べるようになるのだろうか。今度、やってみよう。
　味は非常に良い。購入した原木しいたけよりも柔らかい肉質で、香りはまあまあ。キノコも採れたてだと美味しいのだろうか。食べているうちに、もう１本ホダ木を買いたくなってしまった…。出来るとなると、つい欲が出てしまう。勝手なものである。でもそう思ってしまうくらい、美味しいのだ。

　昨日、まだ小さかった椎茸をひとつだけ残してあった。程よい大きさになっていたので、夕刻また子供に採らせた。これで終わり。次に期待。（出てくれるかしら…）今夜はピーマンの炒めものの中に入れた。これも、完食！スバラシイ。食育の原点は収穫にあり。そう言えば、魚嫌いの子供も自分で獲った魚は食べる、という話をつい最近聞いた。自分で手に入れた、という感覚はとても大切なのだろう。（豚や鶏は逆効果かもしれないが。）

　乳白色の襞。写真の苦手な私も撮ってみたくなるような自然の妙。しいたけ4.jpg