雪白体菜、最後の収穫

　夕刻に味噌汁の具にしようと二十日大根を穫りに出ると、チンゲンサイ家の雪白体菜が夕暮れの中に白い大きな葉柄をほの白く香らせ、緑の葉を揺らしていた。食べごろだよー、と言っているようで、収穫せずにはおれなかった。大きいものを４株収穫、小さいものも適当に全部抜いた。40cmほどにもなっていた。これでチンゲンサイ家の体菜はおしまい。煮浸しで鰹節をまぶして食す。代わり映えのしない食べ方だが、体菜はやっぱりこれが一番美味しいと思う。
　予定通り二十日大根も四つ収穫、こちらは小振りながら根も丸くなっていてかわいい。すみません、いつも通りの食し方で頂きました。スライスで塩、味噌汁の具。何とも代わり映えのしない。おいしいのだから私としてはこれでいいのだけれど。今日の夕飯は体菜と二十日大根で野菜がまかなえた。またまた、嬉しい。100%自家製の野菜で食事できるようになったら…と、ちょっと夢を見てしまう。夢だが。
　とうとう草イチゴが終わりそうである。今日見回ったが、少なくとも熟れているものはもうほとんどない。明日晴れるようなので、陽を浴びればまた色づいてくるかもしれない。家人らは普通の苺よりも草イチゴを好んで食べる。つまりは、普通の苺が今ひとつ甘みが乗っておらず、酸味が強いということであるが、それにしても今年は草イチゴを満喫した。「自然の恵み」という言葉が浮かんでくる。

【播種】
　昨日、水につけておいたツルムラサキを２ヶ所に三粒で播種、プランターの隙間を埋めるのに二十日大根もついでに播種。まだオクラを蒔いていないオクラ鉢に、べんり菜を３ヶ所点播しておいた。後の作物には変化なし。

タグ：タイサイ